
えか
@eka
2026年8月28日

こころ
夏目漱石
読み終わった
読了〜!
教科書でやったかどうかとか全然覚えていないのだけれど、ちゃんと読んでみたいなと思っていた……
でもやっぱり時代の言い回しが多いので、ちゃんと理解できていたかはさておきだ
登場人物の名前まじで出てこんのおもろいね……
逆に、具体的に名前出てきたのは乃木希典っていうのも。
作中に登場するわけでないのに印象が強いというか。
遺産のこと、Kのこと、それぞれ先生にとっての地獄要素はあれど。先生は希死念慮抱えてそうではあったけど。それでもまだ積極的に死のうとはしていなかった中。
明治天皇の崩御と乃木希典の殉死が、時代の終わりのために、その時代を生きた先生も、ここが己の終わりとして順当だとなったのかな……。
これが自決の後押しになったのだとしても、
でも個人的に、これを自決の理由にするならば、案外、そうバッドエンドでも無いんじゃないか。
時代の終わりは新しい始まりでもあるって感じがして。
先生の罪悪感の苦しみはようやくここで区切られて、後は若い世代が、「私」が、先生の苦しみを糧とした上で前に進めるなら、それはいい事なんじゃなかろうか。
先生の自決って、遺書の書き初めはわりとネガティブな心持ちで書いてた気はするけど(自決を考えたこともだし、電報の件など……こういう感情の時に断られると事情あると分かっていてもそりゃあ口頭で言うのはもういいというか、心折れると思う……)、
でも終わり際にはなんとなく、遺書として書き出したことで、いくらか心の整理ができたんじゃないか先生?どうっすか先生?
凡庸な言い方になるかもだけど、抱えていることを抱えたままにしないで、何らかの形で吐き出すのって、心の為にすごく良いと思うんだ……。
誰かに直接言えなくても、文字に書き出すことで、いくらか気持ちを整えることができたりするからさ……。
なんというか、ずっと自分を守り続けているというか、傷付きたくないというか、怖がり続けているなぁっていうのがなんとなく先生への印象だったなぁ。
強烈に傷付いてしまって癒えないまま、中々前に進むことができない人かなっていう……。
何をしようにも罪悪感で動けない。罪悪感が自分を責め立て続けて身動きが取れない。
それに誰にも自分の気持ちを分かってもらえないままって、誰かが側にいてもずっとひとりぼっちだもんな。
でも言えないし、周りから見えている自分の印象って壊したくないこともあるよねぇ……。それに罪悪感持ってるといっそ罰が欲しくなるよ、だから自分から苦しいほうへ行っちゃう……。
でもそれはそれとしてKを住まわせるにあたって、奥さんが「気心知れないから」って嫌がってるのに勝手にKを住まわせるのそこはどうかと思うぜ先生━━
私それやられたら絶対許さん……まじで許さんてお前……
親しくもない人が家に住み着くのはマジでストレスだぞ……経験談的に……


