ギンダベラ
@gindabera
2026年8月28日
ベル・ジャー
シルヴィア・プラス,
小澤身和子
読み終わった
重い鬱小説みたいな感想を聞いていたので引っ張られない様に、と構えて読んだけど、鬱々にはならなかった。
「どの枝の先からも、丸々とした紫色のイチジクみたいに素晴らしい未来が手招きしたりウインクしたりしている。
・・・
イチジクの木の幹の分かれ目に座り、飢え死にしそうになっている自分の姿が見えたーーどのイチジクを選んだらいいか決められないのだ。あれもこれも欲しくて、ひとつを選んでしまったら、残りすべてを失うと思っている。そうして決められずにいたら、イチジクにしわが寄って黒くなり、ひとつ、またひとつと、足元の地面に落ちていった。」
が、よくわかる。
こういう年頃を平和で過ごせている、比較的恵まれた環境で育った若者の悩み。
