
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年8月29日
積読の流儀
中野善夫
読み終わった
著者は、英米幻想小説研究翻訳家で、「本の雑誌」にも書いてたのですね、迂闊にも知りませんでした。初のエッセイ集で、本を30度までしか開かないくらいの愛書家だそうです。漱石、百閒、森茉莉、ロード・ダンセイニ(恥ずかしいながら「二瓶のソース」しか知らない)、から、最近の本、片付けのこんまり、断捨離のやましたひでこまで、面白かった。著者は若い頃はどくとるマンボウ(北杜夫)や、ぐうたらシリーズ(遠藤周作)やムツゴロウ(畑正憲)のエッセイにハマったとあったので、同時代人かと思ったら案の定私の二歳下でした。この世代(1960年前後生まれ)は何か新しい事を始める時は先ず本を買うのが当たり前でした。私が中坊の時麻雀を覚えたのも、本からでした、【麻雀初歩の初歩】と言う題名まで覚えてます。だから愛書家七つの習慣として、2 本は今買え、すぐ買え、迷わず買え。5 本で家計が傾くことを怖れるな。 となり、同時に尊敬する大瀧詠一さんの御言葉『本とレコードは見つけた時に買わないと一生後悔する』が身についておるのです。著者とは、スポーツ、旅行嫌いな所も似てますが、唯一音楽だけが私がロックなのに対して中野さんはクラシックのバッハとなってます。創作も入っており実に楽しい、フィクショナルな自己啓発エッセイでした。









