
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2026年8月29日
身体の美学入門
伊藤亜紗
読み終わった
@ 自宅
第6章、重要な論点が盛りだくさん。多くの人に読まれてほしい。
〈その人だけがもつ、いわく言いがたい何かに惹きつけられること。これが魅力というものの働きです。[...]その人がいることによって、その場に新しいものの見方が作り出される。そのことが、その人以外の人々にとっても、その組織にいることの意味や居心地を変える。本章では、このような意味でのエロス的プロセスがもつ倫理性について、考えていきます。〉(167-168頁)
〈スタイルは比較を超えた概念です。既存の価値基準を保持したまま、表面的な形や運動だけを見て「いびつだ」「流暢ではない」と判断するのではなく、その背後にある歴史に思いを馳せ、その固有性に圧倒されるとき、私の基準はすでに揺らいでいます。〉(185-186頁)
「他者の肉体への欲望自体が問題になることではない。重要なのは、そこから出発して、その欲望がどう進化するかだ。」(キム・ウォニョンの言葉、186頁)
〈「スタイル」は「個人の表出」ではないということ。その差分に生まれるのは、おそらく「逃げ場」のようなものです。〉(190頁)



