ハトムギ茶 "どうしてわたしはあの子じゃな..." 2026年8月29日

どうしてわたしはあの子じゃないの
8月29日読了。 以前から気になっていたが、図書館で見つけたので借りた。 九州の田舎が舞台(寺地さんの別作品『大人は泣かないと思っていた』のキャラも登場する)。 そこで小中学時代を過ごした3人の男女(天 ミナ 藤生)が約15ぶりに再会して、将来のそれぞれにあてた手紙を見せ合うお話し。 章ごとに主人公と年代が変化する。 寺地さんの作品では珍しく(?)思春期の男女の悩みや葛藤が丁寧に描写されているのが印象的だった。 特にもどかしい恋愛のやりとり(ミナと藤生)が切なかった。 本のタイトル「どうしてわたしはあの子じゃないの」という思いを3人とも抱いている。 そして、長い年月と再会しての交流を経て、3人が自分なりに答えを見つけ、前を向いて歩けるようになった姿に希望を感じた。 好きなキャラは天(大人時代)。第一章文中の「架空のインタビュー」は特にお気に入り。 ただ一番共感できたのはミナ。
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