いちもじ "虚空へ" 2026年8月29日

いちもじ
いちもじ
@chilreco1
2026年8月29日
虚空へ
虚空へ
谷川俊太郎
亡くなった、というのをニュースで聞いたのがキッカケで買った本。 中学生の頃、「二十億光年の孤独」を知って、すごく耳に残る詩だなとは思っていたけど、先に述べたニュースをみたときに頭を真っ先によぎったのがそれだった。 となると他の作品も気になるな、と思い積読しておいた。 個人的な感覚だけど、詩とか和歌とかは何かしら良いタイミングがあるかなと思えるようになって、今だ!というときに読めるように手元に置いておくべきものか、とようやく気づけるようになってきた。 まぁ読んでみてどうだ?と言われると、今の私には「まだ」な気がした。 あとがきにご本人が書かれていたような、「言葉数を多くすることで、暗がりから徐々に現れてくる詩がある。言葉数を少なくすることで、暗がりのなかで蛍火のように点滅する詩もあるかもしれない」とあって、今の私には言葉の引き算はまだ早かったような気がする。引き算とは、足し算を覚えてからわかるもののような気がするので、今の私には足し算がまだ足りてないから、きっとこの詩はもう少し先の私にとって、大変心地の良い暗さであり明るさになってくれるのかなとちょっと思った。 今時点では(日々の現実だけが)、(目覚めない朝を)、(生まれる前の)、(問いがそのまま)が蛍火かな。
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