
すゆ
@suyu12
2026年8月30日
とびこえる教室
星野俊樹
読み終わった
同性愛者で、小学校教員として働いていた著者が、ジェンダーについて子どもたちへ問いかける。その実践と見えてきたことについて、自身の半生も織り交ぜながら綴られている。
教室という集団の中で、ヒエラルキーやジェンダーの問題はどうしても生まれてしまう。
それでも、それに対して、疑問を呈す、NOと拒否を示すことが認められる空気感を醸成していくことが、大人ができることだと学んだ。問題が生じる構造を捉え、阻むことができるのかという視点が大事なのだと、納得した。
時折、教師という職業の難しさや魅力についても触れられていた。
クラス内で生じた出来事をきっかけに問題を提起、対話の中で子どもたちに気づきを生み出すー この気づきが自分の意見となり、価値観につながる。
クラスメイトというフラットな関係性だからこそ、相手の意見を素直に受け入れ、気づきとなり、自分の考え、価値観となる。
それを促していく教師という仕事の、かけがえのなさを改めて感じさせられた。
