
白玉庵
@shfttg
2026年8月30日
本屋の人生
伊野尾宏之
読み終わった
東京の中井で、戦後に材木屋さんから本屋さんに商売替えをして、今年2026年3月に閉業した町の本屋さんの記録。店長の伊野尾さんが自ら書いている。ライター志望だったそうで、ちょっとハードボイルド感のあるさらっとした文章がうまい。
ここのところこういう、独立系でもなく、大手でもなく、でも駅の近くにあって便利だった本屋さんの閉店のニュースを続けて目にしている。経営の内情を知れば、無理からぬことと納得する。お客さんたちのエピソードも、昭和の片鱗が消えていく話が多い。寂しいけれど、自分の生活を犠牲にして続けてくれとは言えない。
本のそばにいるといいことがある。
そうかもしれないな、と思ってこれからも生きていくことにします。 p221
そうですね、本に携わる、携わった人たちにいいことがありますように。我々読者はその人たちのおかげで本を手にすることができているので。









