
本箱
@POPUP7days
2026年8月30日
いい子のあくび
高瀬隼子
読み終わった
本屋さんでぱらぱらと最初の方読んでどういう主人公なのか気になって手に取った一冊
●印象にのこった文章
大丈夫、わたしはぶつかることだってできる、と思う。思ってから、それは違うでしょ、と思う。違うけど、違わない。
●感想
わからん。
いや、心理のあり方としてはわからなくはないんだけど、でも「自分が傷ついてでも苦しみを与えたい」という感覚がわからん。割に合わせたいってなんだ、積極的に割に合わなくさせてないか。
自分が自分以外を補完するのが嫌だ、ということなんだと思う。自分ばかり差し出している感覚なんだろうなと思う。
ただ、なんというか、その場面を目撃した数を数えているからそうなっているんじゃないかな…と。抽出データがそもそも「私が代わりになにかやった数」を全体として、その中から「他人が私に配慮した総数」を探すのは、前提がなにか間違ってないかな....。
いや、「こういう配慮しなきゃな」というのを気にもとめてないやつに腹立つのはわかるんだけど。
でも、愚痴や悪口さえ他人を喜ばすデザインを設計として動いている主人公は、そうでもしないと発散ができないのかなとも思った。
本人にとってはそうするしかないとはいえ、わざわざSNSフォローしたりお客様はがき持って帰ったりするのは、怖い。
眉間にしわがよる。私が他者にああだこうだ思う時も、この主人公と同じ心理が働いていたろうか。うーん…。
この主人公が幸福を感じる瞬間ってなんだろうな。
ずっともみくちゃになっていて、息苦しそうだった。