a "BUTTER" 2026年8月30日

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@achan25
2026年8月30日
BUTTER
BUTTER
柚木麻子
母から、読み終わったからあげる。木嶋佳苗って知ってる?面白いから読んでみて。と渡されて、何ヶ月が経っていたのか…もしかしたら年単位だったかもしれないけれどずっと積読にしていたものだった。読んでみよう!という気になって読み始めたものの、最初は字が多いというのか難しい表現が多いというのか、なかなか進まない本だなぁ…というのが正直な感想だった。 読める時間がある時に少しずつ少しずつ読み進めて、読み始めからは3週間以上が経っていた。半分をすぎたくらいから物語が一気に動く感じが面白かった。 木嶋佳苗事件については、小学校中学年くらいの頃毎日テレビでやっているのを見ていた記憶はあるけれど、どんな事件だったかは知らなかったので、今回色々調べるきっかけにもなった。 里佳が破滅しきらずに未来に向かっていける終わり方がよかった。解説の中の、バターが真価を発揮するには熱が不可欠で、作者が登場させるバターの熱源となる人物たちが物語に深みと奥行きを与えていて、BUTTERという題名が出色だ、という文章に、かなり納得させられた。 余談だけれど、読んでいる最中に(作中に出てくる丸の内ではないけれど)エシレの店舗に行けて、バターは買わなかったけどカヌレとサブレナンテを買って食べて、ほんっとうに美味しかった…💭 (柚木麻子先生の作品は初読だったけど、映画で私にふさわしいホテルを観たので、原作も気になるな。勝手にマコさんだと思っていたらアサコさんだったと知れて今回読めてよかった)
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