
もちもち
@o0o0
2026年8月30日
読み終わった
タイトルからすると「技法書」や「ハウツー」「ビジネス書」の類のようだが、実際は違う。
技法のような部分は全体の1~2割であり、本書の大部分は三宅香帆さんの書評である。
ハウツーを期待して読むと正直肩透かしを食らうが、三宅さんの書評が面白いので最後まで楽しんで読めた。
読んだことがある本も書評を頭に入れた上でもう一度読みたくなるし、読んだことがない本は単純に読みたくなる。
とりわけ読んだことがある本と、比較の文脈で出てきた本は読みたくてたまらない。
自分でも読み比べてみたくなる。
三宅さんが比較したくなったのはどこだろう。
どんな共通点があるんだろう。
違う部分はどこだろう。
自分でも知りたくなる。
自分で探したくなる。
読書とはそういうものなのかもしれない。
昨今のネットでは「ある一つの読み方」「正しい理解」「納得性の高い解釈」が求められすぎではないだろうか。
本には色んな読み方がある。
本はどう読んだって良い。
自分の読み方を見つけるのが、読書だ。
本を自分の物語にすることこそ、本を読む意義ではないか。
「話が面白い人」は、読書を自分の物語にしている。
