
ミラノ
@fumi_8772
2026年8月16日

不確かな日々
星野文月
読み終わった
またいつか
@ Rural Reading
装丁の美しさに惹かれて手に取った
開いたら、
なかなか収まらない揺れの中で、何気ない日々の何気なさをそのまま残しておくことが、なんだかすごく重要なことなんじゃないかという気がした。
とあり、そう、日記の良さってそこなんだよな、何気ない日々を残しておくのがいいんだよな、と改めて思った
そのことに気づいた星野 文月さんは、どんな日々を送っている人なのだろうと興味を持った
読んでいくと、今の私に必要な言葉がたくさんあった
P.38 夜、うまく眠れなくて、声を殺して泣いた。私はそのうち大丈夫になるってちゃんと知ってるからこそ、今がさみしくてたまらない。
P.41 いや自分よりも大変な人なんてたくさんいるのだから、という考えが頭によぎる。自分の問題を、自分だけのこととしてちゃんと大切にしてあげられないのはどうしてなんだろう。誰かと比べて程度を確かめないと自分の気持ちにすら確証が持てないなんて、自分が可哀想だと思う。
P.49 誰かに安心する、ってどういうことだろう。安心するのは怖いことだ。満たされない心のままでいるほうが私は安心する。月みたいに欠けている自分の心でもいいやって思ってる。ずっとそうだったから。満たされてもまた欠けて、そうやって繰り返しながら生きていくんでしょう。
P.83 私はちゃんと愛されてきたのに、どうしてこんな風にいつまでも自信がなく、愛情がずっとむずかしいんだろうって思った。
触れたら溶けてしまう雪のように、繊細な文章
でも、そのとき感じたこと、思ったことをしっかりと言葉にしている
泣いたり苦しんだりしている日々が隠されることなくそのまま記録されている
繊細な文章の中に残しておくべきだという強い意志を感じた
P.133 「人にやさしくできないときがあって、それがとてもしんどい」と言うと、「それってもう十分やさしいってことだよ」ってあやかさんが言ってくれる。蟹座の揺れやすい心を、ちゃんと自分だと思って大切にしたい。苦しいって感じることも多いけど、やっぱりそれが私なのだから。
どうしたらいいか分からないこと、どうにもできなくて苦しいことがたくさんあるけど、私はもっと私のことを大切にして、ちゃんと私のことを受け入れて生きていこうと思わせてくれた
素敵な装丁から始まった、素敵な出会いだったな

