不確かな日々

15件の記録
- ふるえ@furu_furu2025年5月19日読み終わったかつて読んだページを捲るたびに心が本の中に落ちていくようで、ずっと凪のような気持ちであっという間に読み終わる。誰かと関係を築くこと、一緒に暮らすこと、誰かが自分から離れてしまうこと。いろんな人が頭の中に思い浮かんでは消えて、関係性に名前をつけることの難しさというか、頼りなさを覚える。関係性としてよくあるような言葉で、自分と誰かの関係を定義しても、それは一時の安心で、その時を切り取ったものでしかないのかもしれない。
- ふるえ@furu_furu2025年5月14日かつて読んだ暮らしの中で落としてしまった、小さな感情や記憶を拾うように読んでいる。 “過去になって、思い出になって、思い出というのは些細な断片は抜け落ちて、都合よく現在によって脚色されて。じゃあ、思い出だと思っていることって一体なんなんだろう。” 星野文月『不確かな日々』(ひとりごと出版)p.117