
あむ
@Petrichor
2026年8月30日
Iの悲劇
米澤穂信
読み終わった
いつからか、非現実的なハッピーエンドより、
「それでもどうにもならないこともある」
そんな結末の方が、すっと腑に落ちるようになった。
それはきっと自分自身が生きてきた中で
「どうにもならないこと」
をいくつも越えてきたからで、
「どうにかなる」
に希望を見出すことを半ば馬鹿馬鹿しく思っているのかもしれない。
米澤穂信先生の作品が好きなのはきっと
そんな枯れた自分でさえも納得する
筋の通ったシナリオと文章構成にあるのだろう。
「後味が悪い」
なんてよく言われるが、
でもそうであって然るべき、そう思ってしまう自分がいるのだ。
