ことね
@reads666
2026年8月31日
悪徳の輪舞曲
中山七里
読み終わった
借りてきた
勝つためには手段を選ばない凄腕弁護士・御子柴が主人公のシリーズ第四弾。
今回は、三十年も会っていない母親の弁護をすることに。これまでとはまた違った形で御子柴を「いつも通りではいられない状況」に追い込んでいく展開が、本当に上手いなと思いました。
特に印象に残ったのは、加害者家族と被害者家族、それぞれの苦しみが描かれていたところです。
どれだけ引っ越しても、過去が明らかになるたびに近隣から迫害され続ける加害者家族。一方で、相手が裁かれないことで、やり場のない苦しみを抱え続ける被害者家族。
どちらの立場にも、それぞれのつらさがあることが伝わってきて、考えさせられました。




