
utautomo
@timeescape
2026年8月31日
風に吹きはらわれてしまわないように
リチャード・ブローティガン,
松本淳
読み終わった
もう、とにかく最高に好き。
何がって上手く言えないんだけど。
漂う寂しさのようなものに、
わしづかみにされる。
普段はどこかに隠れている希死念慮のようなものがふっとわいてくる。
改題されたこのタイトルも、願いのように思えて、良いタイトルだなと思う。
「現実に対して一切のかかわりをもつことを拒否する蜃気楼のようでもある。」というセンテンスがこの物語そのものをよく表しているように感じた。
蜃気楼のように儚く、風にふきはらわれてしまいそうな生、その儚いものを、どうにかこの世界につなぎ止めておきたいという願い。
そんなものが、この物語の底に静かに流れているように感じた。
ブローティガン、他も読み直そう。









