しっかりナポリタン "アヒルと鴨のコインロッカー ..." 2026年8月18日

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
2年前と現在が交互に描かれる。 全くつながりのないように感じていた2つの時が、読み進めるうちに近づいてきた。そんな感覚だった。 現在の語り手である 椎名 は「君は、物語に途中参加しただけなんだ。」と言われる。 現在が主軸であるはずだし、椎名が主人公であると、読者の私は思っていた。そんなことはなかった。 椎名は、2年前の物語に途中参加していただけだった。 2年前を主軸とするなら、椎名が"河崎"や"麗子さん"に出会ったことは偶然ではなく、必然だったのかもしれない。
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