
しっかりナポリタン
@Napolitano_23
2026年8月19日

読み終わった
"私"とその後輩である"彼女"が交互に語り手となって物語は進んでいく。
春の夜の奇妙な出会い、偽電気ブランの飲み比べ対決。
夏の古本市であった、火鍋をつつく我慢大会。
秋の学園祭でのゲリラ演劇、韋駄天コタツ。
冬の風邪の猛威に李白さんの看病。
どのシーンも絵として立ち上がってくる。
いちばん好きなのは学園祭のシーン。
神出鬼没の韋駄天コタツとゲリラ演劇『偏屈王』。そこかしこに転がっている達磨たち。緋鯉を背負った彼女に、象のお尻の展示。それぞれの恋心。
あぁ、なんて青春なんだろう。
久々に再読をして、森見登美彦ワールド、好きだなあと思った。もっとずっと味わっていたいのに、もう終わってしまうのか。そんな読了館だった。
