しっかりナポリタン "羊と鋼の森" 2026年8月23日

羊と鋼の森
羊と鋼の森
宮下奈都
「森の匂いがした。」 これは主人公の外村が、初めて板鳥さんの調律に出会ったときに感じたことだ。 この出会いをきっかけに、外村は調律師の道を歩き始める。 この物語にはずっとBGMが流れているような気がする。静かなピアノの音色。 森の中を歩いているように静かに物語は進んでいく。 「羊のハンマーが鋼の弦を叩く。それが音楽になる。」P.75 読者である私も、外村と一緒に羊と鋼の森を歩いているのだ。
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