羊と鋼の森

78件の記録
- 在処@lostcorner2025年4月12日読み終わった442ヘルツ。調律はひとつの基準に音を合わせていくけど、数値が合っているから良い音になるとは限らない。全て無駄になるかもしれないこと、才能なんてないことを受け入れて、着実に一歩ずつ進んでいく強かさがあれば何処までだって行けると思った。
- 景@lush_fennel67642025年4月2日読み終わった持ってた本個人的に、タイミングが重なる内容だった。 主人公の人間に関する発想が無機質で面白い。終わり方は、良く言えば本から離れやすい(読み終わりやすい)と思う。悪く言えば味気なく物足りない。それにキャラクターに「羊って気づいたのよねえ」と言わせてしまうのはもったいないかなと思った。「解説」で、主人公は他者とのコミュニケーションに困る性格ではないとあって、わたしが漠然と捉えていた像をすみ分けており良い指摘になった。
- はな@hana-hitsuji052025年3月29日かつて読んだものすごくインパクトのあるシーンだけを鮮明に覚えているというより、好きな感じの絵画をじわー…っと動画にしてもらってそれをずっと観ていたように読んだ印象。 お守りでもバイブルでもないんだけど、なんだろう…ずっと捨てられないぬいぐるみみたいな存在感というか。 そういう本だった。
- Hoshiduru@lilimoe2025年3月28日読みたいおもむろに「10冊読むごとに1冊本棚の中から正式に積読をしよう」と決めた。 というのは、図書館を使うようになってから、家の本棚にある本を全然(再読も初読も含め)読めなくなっているから。今年は84冊読んでて、本棚からの積読を2冊すでに追加してある...。 最初33冊だと思って(今月読んだ冊数だった)「これを3冊目にする!」で終わると思ったけど、いずれ後5冊出します……。
- 佐倉侑@skryuh_2025年3月12日お気に入り好きな作家何事もコツコツと続けることが大切だと教えてくれる一冊。優しい音と澄んだ空気を感じられる素敵な本です。いつまでもこの森の中にいたいと思ってしまいます。
- 廣 亜津美@hiroatme2025年3月10日かつて読んだ音や映像のイメージ喚起する力が強い文章でした。でも調律の表現はいい、自然の森の方は弱いかな。どうしても、「ピアノの森」を連想してしまうからかもしれません。原作を読んですぐに映画をみました。一卵双生児の設定がなくなっていたのが、ちょっと寂しかったです
- 猫@mao10122025年3月6日かつて読んだピアノの調律。人生もなんだか似ている。人生も、自分で少しずつ調律してより良いものを作り上げる。物語のしっとりとしていてどこか澄み渡っているような空気感がとても好き。自分も楽器経験者なので、懐かしい気持ちになったり、所々で共感したりしながら楽しめた。 "音楽は楽しむもの" 本当にその通りだと思う。音楽は自分が好きで、楽しんで、愛して、慈しんでやらなければ良い音は出ないし、良い音楽にはならない。 主人公がゆっくりと、けれども着実に成長していく過程が丁寧に描かれており、とても良いさくひんだった。
- なこ@167otogi2025年2月22日かつて読んだピアノの調律に魅せられた青年が、先輩たちの言葉や双子の姉妹とともに、自分の音と向き合い成長していく物語。 人の心の温かく、柔らかで、穏やかな言葉ひとつひとつに心励まされた。 どう頑張ればいいのか分からなくなった時、読みたい1冊です。