端隅
@R_nut
2026年8月31日
すごい短歌部
木下龍也
読み終わった
『群像』の連載で、投稿歌+評と、著者の作歌プロセスからなる。なぜその助詞や単語を選ぶか、語の並びや表記上の工夫とその効果についても、わかりやすく書かれている。
作歌のところでは、1首を作るときの着想から推敲の過程、完成形と決めるところまでが明かされていて、興味深い。この過程でどこに主眼を置くか、どう着地させるかで歌の良し悪しだけでなくその人らしさが出てくるんだな、と思った。
連載初期ということもあるだろうし、選者がひとりなので、そりゃそうかとも思うが、同じ投稿者が何度も登場するというか、すでに常連のような作り手がいるのが気になった。あまり濃くなりすぎるとファンダムというか、内輪感が出てしまう気がして……まぁ決して悪いことではないんだけど。
