うない "斜陽館殺人事件" 2026年8月31日

うない
うない
@tryagain
2026年8月31日
斜陽館殺人事件
斜陽館殺人事件
P・J・フィッツシモンズ,
中山宥
英国貴族の館で名探偵の推理がきらめく、密室犯人当てミステリ! という惹句につい手に取りましたが、残念ながら途中放棄。 「英国」、「ミステリ」という言葉で、「おお、重厚なイギリスミステリなのね!」と大きな勘違いをしてしまったのでした。著者がイギリス人なので「イギリスミステリ」には違いないのだけれど。 本国(?)では好評なのか、10作以上のシリーズになっているとか。 ただ一か所だけ、「そうなのかー」と感心というか納得というか、なんとも言えない気持ちになった個所があって、それは、探偵役の主人公とその友人である旧家の御曹司との会話 ━━━ しかし、どう考えても分が悪いな」僕は心地いい長椅子に座った。「自分が継承する見込みがないのに、どうして爵位の復活を願い出たんだ?」 「家名に箔をつけるためさ」フィドルズは向かい側の革張りの肘掛け椅子に腰を沈め、膝の上でグラスをもてあそんだ。「親父がいつか下院議員を引退して、僕がその地盤を受け継ぐことになった場合、選挙はなかなか厳しい戦いになると思う。でも、家にひとり貴族がいれば、それだけで政治の歯車は驚くほど滑らかに回るものなんだ」 ━━━ なるほどねえ。この間の騒ぎを思い出します。
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