
うない
@tryagain
Kindleのライブラリに未読が200冊以上。なんとか生きているうちに…。
- 2026年9月28日
コドモノセカイ岸本佐知子 - 2026年9月26日
名探偵ジェリコウィリアム・ハッセー,矢口誠 - 2026年9月22日
- 2026年9月18日
こわい話の時間です 左肩のともだちおく,井上雅彦,北野勇作,新井素子,新名智,最東対地,柴田勝家,織守きょうや,背筋,霜島ケイ,高瀬美恵 - 2026年9月16日
遠近法ローラン・ビネ,高橋啓 - 2026年9月10日
骨董匣上條一輝,久永実木彦,井上雅彦,北沢陶,大島清昭,天沢時生,斜線堂有紀,澤村伊智,牧野修,田辺青蛙,空木春宵,篠たまき,芦花公園,藍内友紀,黒木あるじ表紙のイラストがスター・トレックのBorg Queenに似ていて、まずそこで怖い。 - 2026年8月31日
斜陽館殺人事件P・J・フィッツシモンズ,中山宥途中放棄英国貴族の館で名探偵の推理がきらめく、密室犯人当てミステリ! という惹句につい手に取りましたが、残念ながら途中放棄。 「英国」、「ミステリ」という言葉で、「おお、重厚なイギリスミステリなのね!」と大きな勘違いをしてしまったのでした。著者がイギリス人なので「イギリスミステリ」には違いないのだけれど。 本国(?)では好評なのか、10作以上のシリーズになっているとか。 ただ一か所だけ、「そうなのかー」と感心というか納得というか、なんとも言えない気持ちになった個所があって、それは、探偵役の主人公とその友人である旧家の御曹司との会話 ━━━ しかし、どう考えても分が悪いな」僕は心地いい長椅子に座った。「自分が継承する見込みがないのに、どうして爵位の復活を願い出たんだ?」 「家名に箔をつけるためさ」フィドルズは向かい側の革張りの肘掛け椅子に腰を沈め、膝の上でグラスをもてあそんだ。「親父がいつか下院議員を引退して、僕がその地盤を受け継ぐことになった場合、選挙はなかなか厳しい戦いになると思う。でも、家にひとり貴族がいれば、それだけで政治の歯車は驚くほど滑らかに回るものなんだ」 ━━━ なるほどねえ。この間の騒ぎを思い出します。 - 2026年8月27日
- 2026年8月18日
反ミーム部門は存在しないqntm,鳴庭真人「日常の裏に潜む超常的左脅威、通称不詳存在から人知れず世界を守っている秘密組織アンノウン機関。その中にひときわ特殊な部署があった。彼らが戦うのは『反ミーム”の怪物、すなわち自身に関する情報を隠蔽し、関わった者の情報を喰らってしまう存在だ。 」 情報を喰らうというのは、つまり「記憶を消去してしまう」ということらしい。そういう敵をどう認識し、どう戦うか、という攻防のありさまを描いた小説らしい。 でも、なんだかよくわかりません。 読んでいて記憶に残った個所(お、この記憶は消去されていなかった!)をコピペしてお茶を濁します。 ・・・ マリーは空を見上げた。「人は恐怖を覚えるべきではないわ、アダム。何に対しても。 この宇宙は広大で恐怖に満ち、想像もできないほど危険だから、あなたには守られる資格がある。安心して健やかに生きる資格が。もしそうでなかったら恐るべき怪物たちに支配され、恐怖に囚われ、本来のあなたでいられなくなってしまうから。自由とは恐怖からの解放を意味する。それが〈機関〉の存在理由。わたしが存在する意味。これは・・・・・・その先触れみたいなもの。ここがはじまり」 ・・・ 例えば人類(や知的生物)を滅亡させるなら、記憶消去なんて面倒なことをしなくても一気に殲滅すればよいものを… と、普通のSF読みのわたしなどは思うのですが、その最大の敵が 「途方もなく巨大で、目もくらむまばゆさの新たな存在U-3125は、単一の存在でありながら両銀河を合わせたよりもまだ大きく明るかった。その悪意に満ちた重力は人類や人間の概念をことごとく自身の軌道に吸い寄せ、見分けがつかないほどに歪めてしまう。やつにかかれば、万物はその文脈に囚われ、最悪の可能性へと腐り果てる。喜びを奪い、復讐の薄笑いへと変じる。自立心を奪って自己中心的な心の病に変える。愛を息苦しい圧迫に、誇りを恥辱に、家族を罠に、安心を偏執狂に、平和を不平に変える。それは人にと人間を人間として見られない者たちに変える。そして最終的に、文明は忌まわしき巷と化す。」 このような存在として描写されているのを読むと、ナチズムなど、それこそ人類を滅亡させかねない概念が実際に存在していたこと(体験したわけではないですが)や、そういう思想が以後二度と現れないとは言い切れないことなどを考えると、身近な問題として受け止めることができる。 それはそれとして、わかりにくい小説です。 - 2026年8月12日
若旦那は名探偵 幽霊になった男田中啓文落語愛が詰まった一冊。読むにつけ、思い出すのは「ハナシヲノベル」 の東京公演を見に行ったこと。文都さんがまだ八天さんだったのでもう15年くらいも前のことになるのだなあ。関西の作家連が舞台にずらりと並んで、それは楽しい催しだった。でも、「ハナシヲノベル」 は、もう東京には来てくれないの( ノД`)シクシク… - 2026年8月4日
近世の語りと劇―その御霊的な世界森山重雄私の「南北祭り」で、何冊か南北本を読んだが、その中で、この人の書いたものをもっと読みたいという気持ちになったのは森山重雄。「鶴屋南北綯交ぜの世界」に圧倒され、谷川健一や川村二郎、また、諸星大二郎を思い起こした。谷川健一のわかりやすさ、川村二郎の文学的香気や諸星大二郎の筋立ての妙味とは違った、「シロウトさんお断り」の雰囲気も挑戦意欲を掻き立てる。ただ問題は著作すべて(?)が絶版になっているらしく、図書館で借りるしかないこと。でも読めるだけでありがたいと思わなければ。 国立国会図書館のデジタルコレクションに何冊かデータが上がっているのを発見。 - 2026年7月24日
皆川博子コレクション(6)日下三蔵,皆川博子「鶴屋南北冥府巡」のみの読了。これにて「極私的南北祭り」のフィナーレ。読み終わって思うのは、やはり小説家は文章が上手い。ま、当然ですが。流麗、艶麗な筆致で一気に読み終えました。この人(尾上松助)のために本を書きたい、という執着の激しさ。伊之助(南北)の居た(住んでいた)地獄(冥府)の凄まじさよ。 - 2026年7月23日
- 2026年7月19日
鶴屋南北綯交ぜの世界森山重雄著者によるあとがきにこの本のすべてが集約されているのだが、南北の一つ一つの作がどのように「綯交ぜ」されてきたのかを、先行作品はもとより、伝説、伝承、神話などを手掛かりに、緻密且つ具体的に解き明かしてくれている、たいへんな著作である。情報量に圧倒されながらも、ミステリの謎解きの場面を読んでいるような、知的興奮を覚えます。 - 2026年7月12日
- 2026年7月3日
- 2026年6月29日
記憶にない殺人エイミー・ティンテラ読了主人公であるルーシーのことは、あまり好きになれなくて、ルーシーの祖母であるべヴァリーが登場する場面が一番楽しく感じられる。これはミステリというよりはDV被害の話である。べヴァリーの ―ふたりの男(自分の父親と夫のこと)が死んでから、わたしの人生はうんとよくなった。男は女性を守ってはくれない、ほんとよ、これは。やつらは自分たちを、互いを守るだけ。幸せな人生からわたしを遠ざけるだけだった― ということばが忘れられない。 もうずいぶん昔のことだが、作家の井上ひさしが当時の妻である好子さんに暴力をふるっていたという件を思い出した。まわりの編集者たちはみんな知っていたのに…。 - 2026年5月23日
封鎖館の魔飛鳥部勝則読了ミステリなのだから、あっと言わせるトリックさえあればいいと思って読めばいいのだろうが、読み終えて面白かったとか楽しかったとかいう気持ちにはなれない。不愉快極まりない登場人物、不愉快で理解不能な動機。 時折挟み込まれる美術史のトリビアと高校生二人のエピローグはなくもがな。 - 2026年5月21日
星の海を駆けるジョナサン・ストラーン,中原尚哉他途中放棄14篇が収められた新世代スペース・オペラ傑作選。つまりは14個のまったく異なった宇宙をさまよいながら読み進んでいくということで、6個目くらいの宇宙で疲れ果ててしまいました(途中放棄)。 スペース・オペラは長編に限ります。 - 2026年5月17日
サプライズ・エンディングス 罠ジェフリー・ディーヴァー,池田真紀子読了「完全犯罪計画」にはリンカーン・ライムも登場。「魔の交差点」の緊迫感。後半の二作はちょっと「うーん」という感じではありましたが(でも、すべて勧善懲悪で終わらせないのも「サプライズ」のうちなのかも)味わいの違う4編をたっぷり楽しみました。
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