
annamsmonde
@annamsmonde
2026年8月31日
森があふれる
彩瀬まる
読み終わった
小説のネタとして全てを赤裸々に書かれ搾取されてきた妻がある日 発芽してしまったことをきっかけに、作家、編集者、小説講座に通う主婦、妻、の視点からそれぞれの深層心理が暴かれていくような面白さがありました。
「人生だの生活だの愛情だの義務だの、人を簡単に殴り殺せそうな重苦しい概念を当然のように押しつけてくる。高いところからジャンプするだけでヒーローになれた日曜日の公園のような、分かりやすい居場所を与えてくれない。」
「女が放つ「どうして」からは、お前自身を解剖し、醜い部分を切除しろ、という野蛮な気配を感じることがある。正しさだけで人間を構成できると信じているような、無意識の傲慢さが漂っている。」