古 "夜は短し歩けよ乙女" 2026年8月31日

古
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@hh_
2026年8月31日
夜は短し歩けよ乙女
第1章 夜は短し歩けよ乙女 飲み屋街の話 第2章 深海魚たち 古本市の話 第3章 御都合主義者かく語りき 学園祭の話 第4章 魔風邪恋風邪 風邪の話 初・森見登美彦作品完読 「成瀬は都を駆け抜ける」の作中でこの本について触れられていたため手に取った。 有名作品であるため高校生の時に手に取ったけれど、第一章の夜の繁華街を飲み歩く話に少し抵抗感があったため途中で読むのをやめてしまった。 お酒が飲めるようになった今読み返すと酔った人間の陽気さ、かわいらしさ、情けなさが身近なものとなり楽しんで読めた。 クスッと笑える筆者独特の言い回しが心地よく楽しかった。成瀬から入っているため、成瀬に出てきた緋鯉や達磨、コタツ、北白川というキーワードに胸が躍った。登場人物が夢の中を生きているように周りの目を気にせず軽やかに日々を謳歌する姿にこちらも幸せをもらった。なんて自由。第3章の学祭のお話がお気に入り。先輩と黒髪の乙女の動きをノーカット・1発撮りのカメラで追っているかのような臨場感、わくわくする出来事の連続が最高のエンタメだった。側から見たらくだらないことをあたりまえのものかのように全力で楽しむ姿がこの上なく輝いていた。大学生の自分からしたら1番身近なテーマであったのも心惹かれた理由かも。
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