
山田太郎
@yamadataro
2026年8月31日
満願
米澤穂信
読み終わった
警察官、恋人を探す男、海外で働くビジネスマン、そして殺人事件の弁護士――6人の視点から、人間の欲望や執念が生んだ「奇妙な事件」を描く短編集。
「夜警」「死人宿」「柘榴」「万灯」「関守」「満願」の6編は、それぞれ最後に事件の見え方がひっくり返り、なぜその人間はそこまでしたのかという恐ろしい真相が浮かび上がる。
特に表題作「満願」では、殺人を犯した妻がなぜ控訴を取り下げ、罪を受け入れたのか――その理由が明かされた瞬間、タイトルの意味まで反転する。