
ハム
@unia
2025年4月5日

ゲーテはすべてを言った
鈴木結生
読み終わった
知的レベルの高い一家の会話って本当にあんな感じになるのかな。
そんな教養豊かな登場人物たちによる本作は知識のひけらかしなんてイメージに見られがちだろうけど揶揄じゃなく褒め言葉と捉えていんじゃないってくらい著者の圧倒的な博覧強記っぷりが魅力だと思う。
登場人物が実在する学者さんなのかと思ってしまうくらいのリアリティある作り込みで、作中に出てくる数々の書籍は実際にあるなら読んでみたいと思ってしまう。
小説の中に出てくる実在しない本ってなんかいいですよね。
ゲーテの「ファウスト」もいつか挑戦してみようかな。



