
まえしゅん
@maeshun_1979
2026年9月1日
闘争領域の拡大
ミシェル・ウエルベック,
中村佳子
読み終わった
読後はあまり刺さらないな…とモヤモヤした心地だったが、時間を置いて思い返すと、これはかなりヤバい小説だと考えを新たにした。この小説の価値体系に俺は完全に組み込まれてしまったし、もう消えることのない、根深い絶望を植え付けられた。
特に第二部のラスト、強者への復讐を誓って闘争への駒を進める所がスリリングで良い。ここはインセルの吹っ切れた凶暴さに心から共鳴してしまった。87点。
