まえしゅん "闘争領域の拡大" 2026年9月1日

闘争領域の拡大
闘争領域の拡大
ミシェル・ウエルベック,
中村佳子
読後はあまり刺さらないな…とモヤモヤした心地だったが、時間を置いて思い返すと、これはかなりヤバい小説だと考えを新たにした。この小説の価値体系に俺は完全に組み込まれてしまったし、もう消えることのない、根深い絶望を植え付けられた。 特に第二部のラスト、強者への復讐を誓って闘争への駒を進める所がスリリングで良い。ここはインセルの吹っ切れた凶暴さに心から共鳴してしまった。87点。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved