
ゴコ
@goko1810
2026年9月1日
読み終わった
『頭に何もはいってこない時間というのが、ずいぶん久しぶりだった。西の空は白く明るく、雲の陰影がはっきりしていた。空の色も、雲の位置もまたたきするごとに変わっていくような気がする。空が広くて吸い込まれそうな気分になる』
鞆の浦にあるオシャレな古民家ホテル。そこではサービスでオーナーに占いをしてもらえる。悩みを持つ人が訪れ、すっきりとした気持ちでまた生活に戻る。1人旅の醍醐味を味わえる本。1人で出かけたくなる。
異なる主人公の4話からなっており、グルッと円を書いて戻ってきた!みたいな話の構成も気持ちよく楽しく読めた。
「人に話すほどのことではないけど、解決したい」みたいなモヤモヤした4つの悩みを解決してくれるのは、きっとこれを読んだ誰かを救っている気がする。ケースレポート的な感じで。
素敵な本でした。


