
阿久津隆
@akttkc
2026年8月20日
余命一週間の探偵として
ホリー・ジャクソン,
服部京子
読み終わった
途中はいいから最後だけ知りたいというようなそういう感覚すらあって、しかし残りもそうない感じなので読んで、ここのところの僕のようにすっかりダメになってしまったルークの姿があり、犯人は絞られてきて、絞られていくというのは、なんであれ、面白くないものだ、と感じ、それからビリーの部屋があり、ジェットはよからぬものを見つけてしまって、だとしたら、そうじゃないだろう、こういうことになるのだろう、と犯人を浮かべ、しかしジェットはそうはならず、ストーリーを組み立て、ビリーが応じる場面は悲しかった。そして、ジェットの意識が終わりに向かうところは僕は急いで、あまり読まないようにしながら読んで、そこが途切れるとフォントが手書き風のものになって手紙ということのようで、ジェットが留置所で書いた各人への手紙があって、それが終わって次を開いたら、じゃじゃーん、ジェット、目を覚ましました! 奇跡の生還を果たしました! というのを期待したが、「葬儀」という文字が目に入り、そうか、そうなってしまったか、と残念に思って、最後は大立ち回りで、追及や弁明や懇願や逃走や追走や銃撃があって、終わって、なんかビリーが凛々しく立っていて、新しく書いた歌詞で、終わったけれど、悲惨すぎて笑った。いやいや、悲惨すぎるでしょう、なんか悲惨さと、その爽やかさ、バランス、おかしいでしょう、という終わり方でこれは前の作品もそうだった。いやいやいやwww と手をぶんぶん振りたくなる感じで、お向かいの、メイソン家とフィニー家があって、ジェットはメイソン家でビリーはフィニー家で、メイソン家は、長女は長男によって殺され、次女はフィニー家の父によって殺され、長男はフィニー家父の殺害犯となり、なのでメイソン家に残ったのは老いた父と母、その義父の薬に細工をして毒を盛っていた長男の妻とその子だけで、そして家業の建設会社の工場は全焼して、建設会社は様々な不正に手を染めていて、そしてフィニー家は、父は向かいのメイソン家の母と長らく不倫関係にあり、メイソン家長女殺害に手を貸し、次女殺害の単独犯で、最後は殺され、母はいくつかの出来事を悟って10年以上前に家を出ていて、だから残されたのは長男のビリーだけで、だからもう、2家族、ほぼ全滅、解体で、とんでもない破滅だ。ホリー・ジャクソンはけっこうこういう容赦ないことをする人なのかもしれない。にしても、妙に清々しさを持って終わる癖はやめてほしい、と私は考えて、ウケた。