阿久津隆 "エミリーに薔薇を" 2026年8月24日

阿久津隆
阿久津隆
@akttkc
2026年8月24日
エミリーに薔薇を
エミリーに薔薇を
ウィリアム・フォークナー,
高橋正雄
「ウォッシュ」。ウォッシュが家に戻って孫のミリーと「あれはなあに?」「なにがだい、ミリーや?」「あの表のさわぎよ」「なんでもありゃあしねえだよ」とやさしく言う、それから「なにかほしくはねえかい?」と気遣って、水を求めたので、「よし、すぐやるよ」と言って、水を飲ませてやる。その場面が僕は悲しく悲しくて、涙がこぼれそうだった。そのあとにウォッシュがひとりで寂しげに食事をする場面も切なくて切なくて、辛かった。 終わると次は「女王ありき」で、ミス・ジェニーとナーシサが出てきて、この短編集は、フォークナーオールスターみたいだ! と盛り上がった気持ちになる。『土にまみれた旗』の後日譚の模様。
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