
Mary
@gncf_o343
2026年9月1日

新しい恋愛
高瀬隼子
読み終わった
社会で働き始めてしまった自分は、もう二度とあんなふうに自分の心だけで恋愛をすることができないんじゃないか、と水本は気付く。自分が自分だけであるよりも、水本は社会や会社の中の一員であることを優先したかった。
(p.44 「花束の夜」)
あなたが好き、というのはなんなんだろうか。その人自身を単体で純粋個別的に好くことは、大人になった今でも可能なんだろうか。
(p.174「いくつも数える」)
人に話しづらいけど、一度は考えたことがあるモヤモヤが言語化されていて読む手が止まらなかった。
「恋愛」と表題にあるけど恋愛小説と聞いて想像する類いの話ではないところが好きだなあ。
どれも面白かったけど「花束の夜」と「あしたの待ち合わせ」が好きだったな。
