

Mary
@gncf_o343
積読が増え過ぎて、とうとう持っている本を買おうとしてしまいました。
2026.04〜の記録📚
- 2026年10月4日
コーヒーにミルクを入れるような愛くどうれいん読み終わった@ 本のすみかわたしは自分に自信がないことを、「相手が見透かしてくる」と思うことによって自分を安心させようとした。(p.120 「見ていないし、透かしていない」) 「見ていないし、透かしていない」は自意識過剰な自分に刺さる話だった。 「大荷物のこころ」「夕陽を見せる」「コーヒーと結婚」「へそを出して来た」「ミルク」が好き。 俳句が所々出てきて、俳句に興味が湧いてきた! - 2026年10月1日
野火大岡昇平読み終わった@ 山陽堂書店この田舎にも朝夕配られて来る新聞紙の報道は、私の最も欲しないこと、つまり戦争をさせようとしているらしい。現代の戦争を操る少数の紳士諸君は、それが利益なのだから別として、再び彼等に欺されたいらしい人達を私は理解出来ない。恐らく彼等は私が比島の山中で違ったような目に遇うほかはあるまい。その時彼等は思い知るであろう。戦争を知らない人間は、半分は子供である。 (p.195) 山陽堂書店で開催されていた 「黒田征太郎 inspired by 『野火』原画展」 塚本晋也『野火』『斬、』『ほかげ』パネル展-戦争を描くこと- を観る機会に、小説を読んでみようと思い立った。 想像していたより読みやすい文体でスラスラ読めてしまうが、内容や描写の恐ろしさやしんどさはある。 映画も観てみたいが躊躇してしまうところもある。 今の生活が当たり前ではないことが身に沁みた。
- 2026年9月27日
- 2026年9月27日
- 2026年9月25日
- 2026年9月24日
ハロー、ベイビーキム・ウィギョン,小山内園子読み終わった@ 本屋B&B誰かに、なぜ赤ん坊を産みたいのかと訊かれたら、口ごもってしまう。ただ「会いたい」ということ以外、他の言葉は思い浮かばない。もし会えたら、見つめ合って挨拶がしたい。 (p.161 「作者のことば」より) 本屋B&Bでのイベント、 小山内園子×月岡ツキ「産みたい、産まないーわたしたちの希望と選択」『ハロー、ベイビー』(新潮社)『今世は母になりません』(太田出版)W刊行記念 をきっかけに購入。 生殖補助医療の世界を知ることができた。またそれを取り巻く女性と家族の関係性や、女性同士の関係性にホッとしたりザワザワしたり、後半にかけての展開に読む手が止まらなかった。 - 2026年9月23日
- 2026年9月20日
今世は母になりません月岡ツキ読み終わっただから、どちらにしても「将来どうなるかを怖がりすぎないように」って、自分に言い聞かせています。(中略) どちらにせよ、それでよかったんだと思える自分になれたらいいなと思っています。 (p.158-159) 「子なし」「あり」で一括りにされがちだが、その中にもどんな経緯で、思いでその状況に至ったのかというグラデーションがあって、それは状況によって変化することもあるということ。わかっているようで、たまに悩みすぎて悲観的になったり、自分ばっかりと被害的な思考になったりしてそのことを忘れてしまうことがある。 きっとこういった話をする機会、聞く機会がなかなかないことが原因でもあると思う。自分も話すのは抵抗があるし、聞くのも躊躇われる。 本書では、様々な背景をもち、子どもを持たない選択をした11名の女性の話を読んでとても救われた気がした。 「産む気もないのに生理かよ!」でも、自分が抱えていたモヤモヤが明確に言語化されていたことでとても救われたのだが、自分の考えを明確化し出版できてしまう月岡さんがすごい!という感想に至り、どこか違う世界を生きている人という感覚で読んでいたところもあった。 本書を通して、自分と近い状況の女性の話や考えを知ることができて、孤独感が少し解消された。 これからも人生迷い続けるだろうけど、孤独感を感じたときにはまた本書を開きたいと思った。 ちなみに吉田恵里香さんの書くドラマが好きなのだが、お二人の対談が読めるのも見逃せない。 - 2026年9月13日
- 2026年9月12日
一角通り商店街のこと武塙麻衣子読み終わった@ 本とおくりもの ヒガクレ荘ヒガクレ荘で購入した、夏の課題図書「夢中になりたい夏」セットの内の1冊。 心温まるお話。 スラスラと読みやすい文体で、あっという間に読み終えてしまったけど、もっとこの世界にいたい!と思った。続編でないかな。 読んだ影響か、久々に煮卵を作って食べた。美味しかった。 - 2026年9月6日
語るに足る、ささやかな人生駒沢敏器読み終わった@ リバーブックス人生がひとつの物語だとしたら・・・・・・つまり人生という不確かなものが、物語として紡がれることによってようやく意味や形状を得るものだとしたら、その物語は記憶によって構成されている。 そのときはただの出来事でしかなかったことが、ある日ふと心に蘇って、そこには何かしら意味があるように映る。(中略)そのようなものがひとつひとつ、あやふやな自分の支えとなっていく。 (p.270) アメリカにも旅にも興味はないけれど、そんな人でも面白いと思える、読んでほしいという書店の店主さんからのおすすめで購入を決意。 買ってよかった。読んでよかった。 フィクションかな?ってくらい想像通りのアメリカが繰り広げられていて面白い。 解説にもあるように、読後には「ここに居てもいいんだ」と今の自分の生活を肯定できるような感覚があった。 「Ⅰ.夕闇のドライヴイン・シアター」 「ハイテク牧場の夢」 「夏休みの再会」 「50セントのコーヒー」 「アップルバターの頃」 が好きだな。 素敵な装丁で、長く大切に、繰り返し読みたい本。 - 2026年9月1日
新しい恋愛高瀬隼子読み終わった社会で働き始めてしまった自分は、もう二度とあんなふうに自分の心だけで恋愛をすることができないんじゃないか、と水本は気付く。自分が自分だけであるよりも、水本は社会や会社の中の一員であることを優先したかった。 (p.44 「花束の夜」) あなたが好き、というのはなんなんだろうか。その人自身を単体で純粋個別的に好くことは、大人になった今でも可能なんだろうか。 (p.174「いくつも数える」) 人に話しづらいけど、一度は考えたことがあるモヤモヤが言語化されていて読む手が止まらなかった。 「恋愛」と表題にあるけど恋愛小説と聞いて想像する類いの話ではないところが好きだなあ。 どれも面白かったけど「花束の夜」と「あしたの待ち合わせ」が好きだったな。 - 2026年8月29日
悲しみの秘義若松英輔エッセイ読み終わったKindle電子書籍人生の意味は、生きてみなくては分からない。素朴なことだが、私たちはしばしば、このことを忘れ、頭だけで考え、ときに絶望してはいないだろうか。 (9.師について) 生きる意味と呼ぶべきものは容易に言葉にならない。だが、確かに存在する。むしろ、語り得ないからこそ強く在る、といえるのではないだろうか。 (12.語り得ない彫刻) 仕事は人生の一部である。現代は、この素朴な事実を今一度想い出さなくてはならない。人生においては、何を成し遂げたかが問われる以前に、どう歩いたかが問われる。また、仕事には、金銭を手にいれる手段とするに終わらない何かが潜んでいる。むしろ、その何かが「仕事」なのである。 (19.書けない履歴書) 生きるとは、自らの心のなかに一輪の悲しみの花を育てることなのかもしれない。 (22.悲しい花) 愛し、そして喪ったということは、いちども愛したことがないよりも、よいことなのだ。 (神谷美恵子訳) (23.彼女) 「NHK理想的本箱 君だけのブックガイド」の「第4章 もう死にたいと思った時に読む本」で紹介されていたのをきっかけにだいぶ昔に購入した。(2023年に放送していたみたいなのでその頃だったか) なんだか気合を入れて読まなきゃいけないのでは、と構えてしまいずっと積んでいた。 死にたいと思った時に本を読めるとは思えないが、この本を読んだことや、この本で出会った言葉は定期的に思い出したり読み返したりしていきたいと思った。 ブックリストに挙がっている本も読んでみたい。 - 2026年8月18日
スモールワールズ一穂ミチ読み終わった@ 正和堂書店 鶴見店「(前略)理由とか原因を他人に紐づけてると人生がどんどん不自由になる」 (p.260 「愛を適量」) 今年、大磯ブックマルシェにてほんわか書房さんに選書していただいた本。当日は在庫がなかったため、後日別の書店で購入した。 一穂ミチさんの作品を読むのはこれが初めて。 読んでいてふと、辻村深月さんの『鍵のない夢を見る』を思い出した。そしたら文庫の解説が辻村深月さんと知り、ひとり感動。 一冊の本の中に、シリアスな展開から、姉弟のコミカルなやり取りまで、 とても読みやすい文体で、先の展開が気になりどんどん読み進めることができた。 「魔王の帰還」と「花うた」が好きだな。 他の作品も読んでみたい。
- 2026年8月9日
なんでそんなこと急に言うん?奥村真帆読み終わった@ 本のすみかまほちゃんへ おげんきですか? プリクラにわたしではない友だちの顔 (p.30 「渚ちゃん」) 番号を確かめるとき失っていく確かめるまえのわたしを (p.162「宝くじ」) まず装丁が好き! 帯まで可愛い! 思わず手に取り、冒頭の「なんでそんなこと急に言うん?」を読んでみて購入を決意。 というか特製しおりも可愛くて、そして有難い! 「最近どう?」って話を振った後で、こんな話をしてくれる友達がいたら最高だな 他の本も読んでみたい
- 2026年8月7日
一次元の挿し木松下龍之介読み終わった@ 正和堂書店 鶴見店書店の売上ランキングに、ずーっとランクインしていて気になっていた本。 ドラマ化をきっかけに、先に原作で楽しみたいと思い購入。 ページを捲る手が止まらず、夢中になって読んでしまった。 だからあのキャスティングなのか〜と納得。 これからドラマも観る! - 2026年8月4日
急に具合が悪くなる宮野真生子,磯野真穂読み終わったもし運命というものがあるのなら、それは生きる過程で降りかかるよくわからない現象を引き受け、連結器と化すことに抵抗をしながら、その中で出会う人々と誠実に向き合い、共に踏み跡を刻んで生きることを覚悟する勇気であるような気がしています。そしてその中でその人が運命に見出す意味付けが、打算ではなく、山桜を植える人々のような遠い未来につながるラインの中に刻まれた時、その意味付けは、webs of significance と呼ぶにふさわしいものになるのではないでしょうか。 (p.215) 映画の原作本として興味を持ち購入 読んでいる途中で映画も観た 映画はこの原作本以外の本や情報が織り交ざっていたけど、映画に登場する主演2人の関係性はまさにこの本で定義づけられている「運命」と呼ぶに相応しいと感じた 本、映画共に難しい内容も多かったが、往復書簡や物語という形をとっていることで最後まで読むことが(観ることが)できた - 2026年8月2日
死の笛坂元裕二読み終わったウスダ まだまだ苦しみある カノオ それがいい。苦しみが生き甲斐だ (p.85) 人間、おしっこ百のパーセントプール入る。百のパーセントプール、恋、同じ (p.54) 2026年の大阪公演にて購入 不思議な文法のセリフでの芝居、すごかった - 2026年7月29日
いい子のあくび高瀬隼子読み終わった自分が傷つけられたぶん、囚われたぶん、取られたぶん、削られたぶん、薄められたぶん。同じだけを他人にも、と思う。だっておかしい。 割に合わない。 (「いい子のあくび」 p.127) 時々いいことをしたくなるのも、悪いことをしたくなるのも、それが日々変わっていくことも、わたしは誰とも共有できないと決めつけている、けれど。(中略)人とつながったり切れたり、そうしていくしかないのだ。 (「いい子のあくび」 p.134) 他の作品も好きだが、今回もやっぱり面白い。 3編とも共感するところがたくさんあった。 これまで感じて来たモヤモヤを、物語として昇華させていることで「まあ、あくまでもフィクションだしな」と読めてしまう。 でもどこかで、私のモヤモヤが明確な怒りに変わって、行き過ぎたら主人公たちのようになってしまうのでは?というか既になってる?と恐ろしくなる。 何より、主人公側だと思っている自分も危ない気がする。 他者からしたら、自分も主人公を取り囲む、言わば配慮に欠けた人になっているのかもと怖くなる。 読み途中の段階で、普段読書をしない友人におすすめしてしまった。 その友人は、この本を読んでくれるだろうか。読んで私たちのつながりはどうなるのか。首筋が寒くなる思いだ。 - 2026年7月26日
ナナメの夕暮れ若林正恭読み終わったKindle「考えるな心臓が喜ぶことをしろ」なら今の俺は分かる。ちょっと、語呂が悪過ぎるけど。 「明日のナナメの夕暮れ(文庫版のためのあとがき)」 より 読む前は勝手に、斜に構えたものの見方を面白おかしく書いてくれているんだろうという予想があったが、自分がイメージしていた以上に鬱々としている印象を受けた 朝井リョウの解説もよかった 解説にあったように 読後は夕暮れというより夜明けの空を見るような清々しさがあった
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