masarumilano
@masarumilano
2025年7月25日
地図と拳 下
小川哲
読み終わった
終戦(敗戦)かヒタヒタと忍び寄る現実に蓋をするように満州へ希望を見出す日本の軍部と、全てを呑み込んでチャラにしてしまう満州の妖しさがカチッとハマっていたな、と感じました。
どこかでヤマ場があるとか、サシで激情を吐露してカタルシスがある、のではありません。
淡々&地道に時間と歴史が進んで、個人の思いは歴史の奔流に対していかに無力であるか思い知らせるようでありました。
また、歳のせいか、登場人物の名前を覚えるのにものすごく苦労しました。中国人に至ってはほぼ全滅です。