
マロンミルクティー
@hebsmssuwgah
2026年9月2日
水車小屋のネネ
津村記久子
読み終わった
小説
18歳と8歳の姉妹が、身勝手な母親とその婚約者から離れて生活を立て直そうとするところから始まります。見知らぬ町で水車小屋に住むおしゃべりなヨウムのネネを中心に多くの人たちに助けられ見守られながら生きていく40年の物語です。
大変な境遇の姉妹でしたが、登場人物がいい人ばかりで温かい気持ちで読めました。
手を差し伸べてくれた人たちに感謝している妹が、成長した後に困っている子供たちを助けるという、良心の連鎖が心に響きました。
本文より
「恵まれた人生だと思った。自分を家から連れ出す決断をした姉には感謝してもしきれないし、周囲の人々も自分たちをちゃんと見守ってくれた。みんなそれぞれの局面で善意を持って接してくれた。
自分はおそらく、姉やあの人たちや、これまでに出会ったあらゆる人々の良心で出来上がっている。」



