"プレゼント" 2026年9月2日

@sotaono
2026年9月2日
プレゼント
プレゼント
伊坂幸太郎,
宮部みゆき,
恩田陸,
梨木香歩,
江國香織,
町田そのこ,
米澤穂信
p23 「白河ヨフネはきょんとした。「まるで、すばしっこい金魚だな。」としばらくして言った。「金魚?」「すくいようがない。」」 p29 「「いくら気持ちがあっても、言動に出さないと伝わらないし、気持ちがなくても言動に出していれば、相手には気持ちがあるように思ってもらえるってことだよ。」」 p36 「「その穴から出る時の方が、その姿を見られる時のほうが、はるかに恥ずかしいじゃないか。攀じ登るように出てこなくちゃいけない。大きな穴があるんだから、周りには野次馬がいる可能性も高い。迂闊に頭を出したら注目の的だよ。」」 p63 「「放っておいてあげなよ。目玉焼きの黄身を壊すタイミングは、完全にプライヴェートな問題なんだから。」」 p75 「ばあちゃんの赤いテントのなかは、話の内容によってアフリカになったりイタリアになったり中国になったりした。森になったり城になったり地下牢になったり、洞窟になったり船室になったりもした。」 p147 「「人間もまた、自身の真実を運ぶ、真実のトランクだということでしょう。」」 p179 「ああ、しつけえな心臓。」 p195 「「ふたりともずーっと、初恋を言い出せなかったんだって。」」 p195 「『諦めて、でも諦めきれなくて。忘れようとして、でも思い出してどうしようもなくて。もう抱えて生きていくしかないなと腹をくくって、それでとうとう四十三歳になっちゃったよ。』」 p199 「「あの日の恋が叶ったんだなぁ。」」 p227 「渡部は、そうなれば警察にとって望外の、輝かしい成果だと思った。何十人、何百人の、手をつかねていれば死に至りかねない乳幼児に涼しい部屋と栄養価の高い食事を与えられるなら、自分も地域課も何十回でも、何百回でも出動すると思った。」 p229 「頬を伝わっていたしずくが、我が子にぽたりと落ちる。どうか生きて。」
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