阿部義彦 "アンチ・スポーツの哲学" 2026年9月3日

アンチ・スポーツの哲学
難波優輝さんの本、3冊目読了です。(何故か新書ばかり、次は単行本に挑戦したい) 私も難波さんも運動音痴でしたが、自分は学校のスポーツテストが毎年苦痛でした、特に持久走。逆上がりも苦手でした。難波さんは『スポーツする』は明快なルールに基づいてすごいやつを決めることを目的として行う活動と定義します。自分的には、スポーツで勝ち負けの味を味わい、一般社会ではもっと厳しい競争が有るのだから、今のうちに痛みに慣れた方が良いと言う『失敗主義』ー幼いうちから多くの苦痛を体験させるようにすること。この言説が運動会で順番を付けない、昨今の状況に対するイチャモンの様に言われるが、著者も言うように失敗はしないならしないに越したことは無いのです。それよりも成功体験に基づいて、別なことを学んで行くのが自然なやり方なのだ。同じことが第三章、体育系文化に関してもいえて、挫折を過度に美化するのも、自分はおかしいと思う。本音は「自分がこんなに苦しんだのだからお前も苦しめ!」なのでしょう、こういう心理を『シャーデンフロイデ』と言うのだそうです。...φ(・ω・ )メモメモ、あとは、キリが無いので、その他ジェンダー、障害者スポーツ、競技者の経済的余裕は、何故クラス分けの要素にはならないのか?等色んな考えるヒントに満ちていました。
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