篠月あめ "べっぴんぢごく" 2026年9月3日

べっぴんぢごく
べっぴんぢごく
岩井志麻子
面白かった……自分の中にある澱のようなもの、女としての、生物としての、生々しい何かが掻き乱されて浮かび上がってくるグロテスクさに飢えていたから……熟れ過ぎた果物が地面に落ちて、そこに虫が湧いているみたいな、甘美な腐臭に塗れた余韻に浸っている……幸せ……地獄……。
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