
鈍獣
@whale_in_da_room
2026年9月3日
京都の平熱ーー哲学者の都市案内
鷲田清一
読んでる
この感じもよくわかるし、その上でやはり京都という街を愛おしく感じる
“「虚都」と言うのには、もう一つ、もっと大きい理由がある。「権威」だけで金を集められる、そのからくりというかシステムを、巧妙に開発してきたからだ。「総本山」しかり、「家元」しかり。免許やハクがここではものを言う。
京都の老舗で修行する、祇園で育ててもらったというのが、故郷に帰ったときどれだけものを言うのかも、みな知っている。要は、「権威」というフィクションをはさんでの共謀である。みな京に「上り」、全国に「下った」のだ。「くだらない」というのは、都のものとして地方に下りてゆくほどのこともないもののことである。”
