noripiii "神様の住所" 2026年8月31日

神様の住所
神様の住所
九螺ささら
言葉への敬意がある、といいますか、楽しい言葉の使い方をする人なんだな。読んで暗記したくなるくらいに。 起きている時間のほとんどすべてを確認作業に費やしている人のドキュメンタリー番組を見たことがあるが、見ているこちらが疲れた。 (なんという時間の無駄なんだろう、あの人の記憶は蓄積しない、つまりあの人の人生は無意味だ)と徒労を感じたものだ。 わたしは、「蓄積した記憶」のことを「意味のある人生」だと思っていたのだ。(204頁) 凄い、この言語化の仕方。ゾクゾクするというか、この数行に言いたいことが詰め込まれていて、でも雄弁に物語ってもいて、凄い。 これはまた読むと思う、今年のベスト本に入ってくるわ。
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