
蒐
@shushu_ka
2026年9月3日
神の蝶、舞う果て
上橋菜穂子,
白浜鴎
読み終わった
あとがきによると、著者が30代の時に連載して、納得がいかずお蔵入りになっていたものを改稿した作品とのこと。
たしかに言われてみれば、ファンタジーの世界観としての厚みは、これまでの作品と比べると控えめな気はしたけれど、その分、少年少女たちの強い関係性の強さがシンプルに心に響いた気もする。
数奇な運命に翻弄されながらも、信じられる絆があるのって素敵だな。
時に私たち人間は世界は自分たちのものだと錯覚しがちだけど、自然には自然の摂理があるのだという当たり前のことにも気づかされた。
これからもまだまだ上橋さんのファンタジーが読みたいと改めて感じた。