鱗拾い
@urokohiroi
2026年9月4日

反社会品
久坂部羊
読んでる
一編目「人間の屑」
ツイッターがまだツイッターだった頃の作か……。
選挙のくだりは本当に今一歩間違えればそうなりそうで……。
「そのときは〜と思っていた」と言う割に、今どう思っているのかは書かれていないのでモヤッとする。
今はそれどころじゃないのかもしれないけど(だとしても無理はない)、だったら過去に持っていた考えを何度も取り出して眺めるのは何故?テレビがそれを叫んでるから?
心と体を対比して貴賤をつけてる感じでもないんだよな……。
主人公への形容として「人間の屑」はいまいち芯を食っていない気がするけれど、決して好きにはなれないし同情もあんまりできない。
「つらい病気の身の上ではあるが、病気の症状ではない性格の悪さもある奴」にどこまで優しくなれるかをこっちが試されてる?
精神的に立ち上がる気持ちになれないことだけを以て「屑」とは私は言いたくないな。
他人からでも自分からでも、そう言われて立ち上がれる人はいないと思うから。