
ツキミ姫
@mq
2026年9月4日
飛ぶ教室
エーリヒ・ケストナー,
池田香代子
読み終わった
まだ読んでる
〈どうしておとなは、じぶんの子どものころのことをすっかり忘れてしまい、子どもたちにはときには悲しいことやみじめなことだってあるということを、ある日とつぜん、まったく理解できなくなってしまうのだろう。(この際、みんなに心からお願いする。どうか、子どものころのことを、けっして忘れないでほしい。約束してくれる?ほんとうに?)〉
わたしには子どものころの記憶があまりないのであった。どうやら両親の不仲がよっぽど悲しく苦しかったんだと思われる。時々妹とそのことを話す。「お皿が割れたこともあったよ!」「勇気を出してツキミちゃんと二人でケンカをやめてって言いにいったこともあったよ!」なんて言われても全然思い出せないけど、とってもかわいそうだったねえと当時のわたしと妹のために泣いてあげることはできる。ここ読んでふとそんなことを思いました。
9/6月読了。声を出して泣きそうになるところ多々あり。子どもの頃はこれをわくわくして読んでいたのか、それとも同じような悲しみに胸をつかまれていたのかな?小さい頃のわたしにはドイツ理想主義からの影響が結構ある気がする。
いい大人になって、自分への解像度が少しずつ上がってきている中で読めてよかった。何年も中断しているマン『魔の山』に取りかかりたくなるような気分。
