
犬山俊之
@inuyamanihongo
2026年9月4日
スマホ片手に文学入門
小池陽慈
買った
かつて読んだ
2025年6月に他のSNSに書いた文章
↓
予備校の先生の本だし、帯にも「新時代の国語の教科書」とあり、自分も何かしら「勉強しよう」という心持ちで読み始めたのですが、おもしろくて楽しくてページをめくる手が止まりませんでした。「読み」のおもしろさ、「解釈」の醍醐味を体験させてくれる快著。「教えてくれる」なんて程度じゃなく、ダイナミックな「読み/解釈」の流れに放り込まれたような読後感でした。
第1章芥川龍之介『ピアノ』、第2章梶井基次郎『桜の樹の下には』、第3章宮沢賢治『やまなし』の3つ短編を小池先生と対話しながら読み進めるのですが、どれも何度でも読み直したくなりした。「読み直し」の楽しさ。
自分は『やまなし』が未読だったので、特に興味深く読むことができました。なるほど、最後の一文から、あのように読むのですね。
また、『桜の樹〜』は桜のイメージもさることながら、「独楽(こま)」についての描写がいいんだよなと思っていたところ、この部分にもちゃんと言及がありました。
ただ、残念なのは三章までしかないところ。まだ扱ってもらいたい作品はいくらでもあります。芥川の『蜜柑』とか小川未明の作品とか。強く続編希望です▼









