
数奇
@suuqi
2026年9月2日

クラインの壷 (講談社文庫)
岡嶋二人
読み終わった
1989年にダイブ型のVRゲームを題材にした作品が書かれていることがまず驚き。技術的な描写にもある程度の説得力があり、今読んでも設定の古さを感じさせない。それでいて純粋に展開が面白く、SFでありミステリでありサスペンスでもあるストーリーに夢中にさせられた。映画『インセプション』を思い出させる内容。
やや説明不足を感じる部分があったり、トリックやオチは現代においては予想がつく範囲内だったりしたものの、読者に考える余地を与えるラストはとても好きだった。
