てるふぉん "盲目的な恋と友情" 2026年9月4日

盲目的な恋と友情
恋と、友情と、どっちも重たく苦しくけど共感できるからこそどういった結末なのか気になって読み進めてしまった。面白かった。 私は、留利絵に共感できるところがあるなと思いつつ、いやでも留利絵からみた蘭花の言動というか、蘭花はいち、女友達として接しているのがすごくわかるなあ。と思っていた。 私も、女の子のお友達で「親友」をこえるような、また少し違うような特別視している存在がいたなあ、と思い出していた。別に付き合わなくてもいい。 ただ、できるならずっと傍にいて、一緒にいられたらいいのにな、と思うような特別な存在。 綺麗なところばっかりをみていて尊敬と憧れと聖域的な部分で宗教のような「好き」であったから、これがおそらく盲目的で、私が思うあの子像を思ってたのかなーとか思い返す。 ただ、留利絵の「じゃあ、私に感謝してもいいんじゃない?」という傲慢さは、どうしても好きになれなかった。 独占したい、渦巻いた依存みたいな感情もあるけど、それは私のわがままだし、相手を縛る理由じゃない。 私なら、「私と一緒に幸せになろう」よりも、「相手が幸せなら、それが私にとっても嬉しい」と思える関係でありたい。相手の幸せの隣に、必ずしも自分がいる必要はないと思うから。 そう考えると、私自身も過去の経験を通して、少しずつ「盲目的ではない」人との付き合い方ができるようになったのかな、と思った。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved