
ガクソン
@Gakson_reads
2026年9月5日
最貧困女子
鈴木大介
読み終わった
非常にしんどい読書体験だったと同時に、日頃うっすら感じていた貧困や格差の根源的なやっかいさについて、解像度が上がった。
貧乏と貧困の違い、再生産される虐待、構造化された三つの無縁と見過ごされがちな三つの障害。
それらが重なって貧乏から貧困へ、貧困から最貧困へ落ち、抜け出せない(固定化)社会の仕組みがある。
これらが著者の詳細なルポとともに炙り出され、読んでいて身のつまされる思いだった。
ルポ対象の女性たちの虚無や絶望も伝わるが、それを目の当たりにしながら無力感に苛まれる著者にも言葉が出ない。