たにこ "ある男" 2026年9月5日

ある男
ある男
平野啓一郎
アイデンティティ、人を定義するものは記憶なのか。その記憶が違う人のものであれば? 映画から先に入り、原作を拝読しました。 映画のおかげでスッと頭に入ってきたけど、始まり方や終わり方は原作の方が好み。 Xは死ぬ直前に何を思ったのか。 城戸は痛みを、人の人生を自分のものにすることで消そうとしていたが、その生き方をし続けるのか。 読者に考える余韻を残してくれているため、人によって感じ方が変わりそうな作品。原作を読めて良かった。
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