ある男
110件の記録
- 芋井@L-potato2026年2月11日読み終わった別人と言えば、結婚して苗字が変わる時に「別人になるみたいだな」と感じたことを思い出した。実際は以前からの人間関係もあるので別人になることは無かったけれど。
八@Hachi82026年2月8日読み終わった映画版がとても良かったので原作を手にとった。 平野啓一郎作品は「マチネの終わりに」が個人的には乗れなかったので、手にとってこなかったが「ある男」はすごく良かった。 平野啓一郎作品はテーマ自体が自分の興味と重なるので気にはなっていたものの敬遠していたので、「ある男」きっかけに他の作品も読んでみたいなと思った。 「ある男」は人物像に立体感があって、人間のレイヤーというか多面性に共感した。 人の汚い部分の描き方が巧みで、実在する人間のようだったし、自分にもこういう汚い部分があるなと自覚したりした。 Kindle文庫電子版を購入したが、解説の代わりに平野啓一郎本人のインタビュー、石川慶監督との対談、読者からの質問返しが入っていて大変お得だった。
- 本の虫になりたいひと@reaaaads38692026年1月31日読み終わった結婚した相手が亡くなった。行政の手続きをしているうちに、その人は「その人」ではない誰かだった。一体、誰なのか?と言う話だった。 ネタバレ注意 . . 愛に過去は必要なのか?という問い、在日三世の複雑な心境、殺人犯の子どものその後など人生で一回は通ってきた疑問を全て総ざらいしたような本だった。 自分の努力ではどうしようもない出自を、もし変えることができるのならどうするのだろうか。主人公は息子の存在により戸籍を替えっこすることは無かった。しかし守るべき存在がいなかったら?自身が在日三世であり出自の問題が煩わしいから戸籍を替えっこしただろうか? 人を背景や出自でカテゴライズすることは仕方ないのかもしれない。生きていく上で付き合っていく人はとても多いから、その人たちを覚えるためには効率的なことだと思う。しかし親しく付き合っていく人に対してはカテゴライズしたくないなと思えた一冊である。



- こうた@spn3452026年1月28日読み終わった他人の人生を通じて間接的になら自分の人生に触れられる。 他人を通して自分に向き合うのが大事。 他者の傷とか考えとかを通してでしか消化できない、慰められない孤独 小学校の真面目な自分と、高校の自分と、洗心の自分と、母さんみたいな自分と、父さんみたいな自分、社会人になってから好きじゃなくなった自分、全部自分の過去やけどどれに帰化したらいいんかずっと迷ってる感じがする 分人主義において、時間軸が「今」だけではなく、「過去」か増えると、帰化するという概念出てくるのが面白い。 でもこの感覚すごく共感する。
- 武重謙@ken_takeshige2026年1月3日読み終わった良い意味で松本清張味を感じる作品。要するに社会派小説。実は平野啓一郎先生の作品は初めて読むはずで、もっと読まないといけないな、と感じた。



- セルジオ@sergio2025年9月30日読み始めた読み終わった難病で子を亡くした母親、子供への向き合い方で溝が深まる夫婦。ある時から出自を伏せるようになった在日朝鮮人。急に高まり広まったヘイトクライム。謎めいた展開の中で、いろんな立場の登場人物の胸の内が細やかに描かれ、ひきこまれていく。しばらく海外で暮らして帰国した2014年、立ち寄った本屋に嫌韓本と日本礼賛本が平積みしてあってなんじゃこりゃ、とびっくりした。気持ち悪いと思った。そのころの空気感を思い出しながら読み進めている。
- も@ym2025年9月14日読み終わったミュージカルを見て原作が気になったので購入。 舞台で腑に落ちなかったところに納得できたり、やっぱり違和感を覚える部分もあったり。 著者の思想にダイレクトに触れているような感覚があって不思議だった。
いぬを@_____on7222025年9月6日読み終わった難しい本で、一回読むだけでは、全てを理解できなかったと思います。 (結婚観、人種差別云々…) 人のルーツは良くも悪くも、将来に何らかの影響を及ぼす。 未来は自分次第で切り開けるかもしれないが、それは綺麗ごと。 やっぱりどうしても過去がまとわりつき、自分の立場が形成される。 「一回、愛したら終わりじゃなくて、長い時間の間に、何度も愛し直すでしょう?色んなことが起きるから。」という美涼の言葉が印象に残りました。









むぎ@mugi_00062025年8月1日読み終わったかつて読んだ好きな俳優さんが舞台をやるとの事で原作購入した2025年8月。実はこれを読むまで年に4、5冊程しか本を読んでこなかったのだが、こちらが面白すぎて読書にハマる。かつて読んだ『私とは何か』と同じ筆者だということを後に知り驚愕。
べに@beni_2025年7月3日読み終わったミュージカルを観に行く予定なので読んだ。 死んだ男の語っていた過去はその男のものではなかった。ある男の過去とは?自分自身とは? 面白いのだけれど複雑で、途中で止まったりもしたけれど面白かった。自分の人生を生きるということとか、自分の人生ではなく他人の人生を生きるということとか。どうしてもなんとなく自分の中で昇華できない部分もあるのだけれど、そういうところも含めて色々なことを考えさせられる。

M@mmaaaiiii2025年5月23日読み終わった本物の谷口大祐が実際はクソっぽいヤツだったのが、読んでる時はただ不快だったけど、しばらく経って思い出すと、なんでこんなにもすっごいいい人だと思い込んで読んでたのか、そんな部分も何重にもおもしろいと思えた。

あおい@booklover_aoi2025年4月26日読み終わったKindle Unlimited積読消化2024.4.26読了。 やっぱり私は平野啓一郎さんが書く小説が好きだな、と読み終わった時に思いました。 数年気になっていたのに、読書から少し離れていた私には消化しきれなさそう、と読まずにいた小説。 結果、今読んでよかったです。 愛する夫が死んだ後、実は別人だったというのは日本で起こり得るのかと冒頭を読んだ時に思ってしまいましたが、きちんと現実に起こっていることと結びつけてあったので違和感を抱いたりすることなく読み進められました。 緻密な心理描写と適切な舞台設定で、伝えたいテーマを読者が導き出せるように書いているのが本当にすごいです。 排外主義についても作中で触れているのですが、私が以前から個人的に考えていたことも書いてあって、そういう意味でも読んでよかったです。 「みんな違ってみんないい」、とはなかなかなれないのはわかっているけど、自分と違うものを過剰に排斥しようとすること、優劣をつけて不当に貶めることは違うのではないか、と常々思っていたので。 巻末に対談が収録されているのですが、作者の小説を書くということについてどう考えているかが知れて、他の作品にますます興味が出てきました。 映画もまた違う面白さがありそうなので、観てみようと思います。






























































