旅するかたつむり "死体は語りだす" 2026年9月4日

死体は語りだす
死体は語りだす
フィリップ・ボクソ,
神田順子
紹介されている数々の事件の真相は不気味で血生臭さを感じさせるけれど、著者の壮絶な経験からはかけ離れたコミカルさで語られていて、忌避感なく読めました。 ドラマのようにクールではない法医学医の実態や、全ての事例を解剖できるわけではなく見過ごされる真相もあることへのもどかしさなど、事件そのものだけではなく、著者自身に纏わるエピソードも興味深かったです! 最後の最後、訳者あとがきにある一文に、「面白かった」とだけの感想では終われない、心臓がギュッとなる読了感が残りました。
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